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植物が動かした世界史@稲垣栄洋

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 4月2日
  • 読了時間: 2分

農業によって定住が可能になり文明が生まれた。収穫によって得られる食料や富はときに争いの種ともなった。私たちは、食べる以上の豊かさを求めて働きつづけなければならなくなった。

・農業は貧しい土地で発展した。

・自然が豊かな土地では農業という労働をしなくても生きていくことができるからだ。

・農耕の起源とされるメソポタミアも砂漠地帯だった。肥沃な三日月地帯と言われるがあくまで砂漠の中でだ。

・メソポタミアで最初に発展したのはウシやヤギなどの牧畜だった。

・人間は葉や茎を食料にすることはできないが、草食動物に食べさせて、人間はその肉や乳製品を手に入れることだできるようになった。

・イネ科の種子は炭水化物を含む魅力的な食料であるが、熟すと地面に落ち効率よく集めることができなかった。

・あるとき、人類は種子が落ちない突然変異した株を発見した。

・そうして、コムギの祖先種であるヒトツブコムギの栽培が始まった。

・種子は長く保存していても腐らない。

・農業は過酷な労働を必要とするが、人々は少しでもタネを多く持とうとコムギの栽培に力を入れた。

・胃袋に限界はあるが、農業によって得られる富と権力には歯止めがない。

・農業によって人類は人口を増やし、また増えた人口を養うために農業生産を拡大させた。

 
 
 

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