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「地域ブランドすくすく 偽もの国が取り締まり」、制度そのもののブランディングが重要

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2016年7月13日
  • 読了時間: 1分

地域ブランド品を保護する「地理的表示(GI)」の活用が拡がってきた。長野県の「市田柿」と福井県の「吉川ナス」が加わり、14品目に増えた。農協など生産・加工業者の団体が国に申請し、農相が有識者の意見を踏まえて認定する。世界的にも普及している制度。EUではGI付きの価格は通常商品の1.5倍という試算もあるなどブランド化に大きく寄与している。さらに、生産者にとって大きいのは偽物の取り締まりを国が積極的に手掛けてくれる点。通常は生産者が自ら法的措置をとらざるを得ず、手間も負担も大きかった。

(意味合い)

知的財産権の一つ。事業者単独ではなく地域で権利を所有する。制度がスタートしてまだ半年、成果は着実じ上がってきている。但し、ここからが本番。地域ブランドが増えるにつれ、その希少性は減退する。質と量のコントロール、認定者には、制度自体のブランディングも考慮した推進を期待する

(メモ)

・2014年6月「特定農林水産物等の名称の保護に関する法律(地理的表示法)」制定

・2015年12月、全7件が登録

 あおもりカシス、但馬牛、神戸ビーフ、夕張メロン、(福岡)玉露、江戸崎かぼちゃ、鹿児島壺づくり黒酢

・山梨登録なし

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