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「売れない時代のリフレーミング」制約生かし、弱点を武器に

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2017年2月3日
  • 読了時間: 1分

売れない時代のマーケティングの一つの解として「リフレーミング」を取り上げる。リフレーレーミングとはセラピーや心理療法の分野で用いられてきた概念。視点を変えることで、人々がそれまで見逃していた価値や意義を見出し、何ができるかの発見を促す役割を果たす。

マーケティングの活用例では、製品やサービスそのものに手を加えるのではなく、人々を意識を変えて価値を生み出したり、強めたりする取り組みだ。具体的には、ベビーせっけんを、肌への優しさを強調して大人向けに販売することなどである。また、制約や弱みを武器に変える発想の転換も重要だ。京都花街は「一見さん、お断り」の慣行を続けている。馴染み客が減少する中、新規顧客開拓のためにはいっそのこと制約を外したくなる。しかし、彼らは伝統を守り続けた。その結果、希少性が際立ち、芸舞妓の出張サービスやイベントなど新たな展開を成功させた。制約は、際立てばリソースとなる好例だ。農業分野でも「スモールメリット」をキーワードに30アールという農地の制約を武器に事業を展開する新規就農者もいる。

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