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「名ばかり研究大国ニッポン」目先主義で革新生まず?

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2017年5月15日
  • 読了時間: 1分

経済規模と比較した企業の研究開発投資額でみると日本はいまだ「研究大国」であるが、投資額に対して利益を生み出す「生産性」は米国、欧州などに比べ格段に低い。日本の名目GDPに対する研究開発費の比率は、2000年以降3%台で推移している。2%台後半の米国やドイツより高い。だが、営業利益との関係を見ると、投資効率の悪さが際立つ。欧州連合15か国の企業が投じた研究開発費は日本企業と同じ規模だが、営業利益額は3倍近い。米国企業とも同水準の開きがある。

大企業に投資が編中している点、3年以内に事業化が見込める既存技術の改良に振り向けられている点(投資額の9割)などがイノベーションを阻む理由とされている。

(メモ)

・研究開発費の従業員500人以上の企業の比率:日本89%、米国85%、韓国75%、フランス65%

・開業率;日本5%、米国10%、中国20%

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