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「地理的表示GI、導入1年」効果はいかに

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2016年12月19日
  • 読了時間: 1分

高い品質を持った産品の地理的な名称を保護する国の「地理的表示保護制度(GI)」への登録が始まって1年がたつ。現時点で24件の登録がなされ、各地で具体的な成果が報告されてきた。江戸崎かぼちゃは、他のかぼちゃに比べ単価が1割程度高く売れる、新規就農者も増えた。青森カシスは大手飲料メーカーとのコラボ商品が生まれた。夕張メロンは、今年の初セリで2玉300万円と過去最高値を付けた。逆に、神戸ビーフは既にブランドが確立されているため、偽物の流通に頭を悩ましている。

(意味合い)

登録すれば売り上げが増えるという単純さはない。各地域の状況に応じて活用していくことが重要だ。一方で、GI制度全体のブランディングも欠かせない。今後、数の増加とともに選定作業は難しくなる。品質と希少性を維持しつつ、制度を普及させていくための方策は何か?入れ替え制、松竹梅のランキングなど工夫が必要かもしれない。

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