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「棚田が消えていく 手間2倍収穫量は半分」効率化と風景維持

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2017年6月19日
  • 読了時間: 1分

コメの生産量を政府が管理する減反政策が今年で終わり、稲作はさらに効率重視の時代に入る。集約と効率化を促す。そのあおりを受けそうなのが山間部の斜面につくられた棚田。農器具を使いにくい狭い水田は生産面では割に合わない。減反政策の終了が高齢農家を中心に進む耕作放棄に拍車を掛ける。

新潟県十日町市は最高級ブランド米「魚沼産コシヒカリ」の産地だ。5月下旬、平野部にある広い水田では植えられたばかりの苗が風になびいていた。対照的なのは、山間部にある棚田の姿。耕作放棄されて草が生い茂る場所が目立つ。農水省は2005年で全国の棚田の総面積の調査を中断。最近の公的なデータはないが、早稲田大学の中島名誉教授によると、すべての水田の1割ほどに相当する15万ヘクタールを棚田だ占めている。この30年で4割の棚田が消えたという。

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