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「バイオマスに地方期待」、サイクル確立のカギは?

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2016年7月25日
  • 読了時間: 1分

バイオマス発電所が地方経済の救世主になるかもしれない。群馬県で最も人口が少ない上野村(約1,300人)に、23人の若者がIターンで移住した。立役者は、村が3億5千万円で2015年4月に導入したバイオマス発電所。燃料は、上野村森林組合が供給する間伐材や端材。切り出す木材は、発電所が稼働してから6倍に増えた。また、生み出される電力は、村の特産品である「十石しいたけ」を生産する上野村きのこセンターに販売される。

(意味合い)

域内でのエコシステムの確立。定着のカギは?木質燃料の確保、林業の担い手、FITの持続性、きのこセンターの経営。。。最重要は、「十石しいたけ」の販売。売電収入や域内消費だけでは力不足。

(メモ)

・固定価格買取制度 2015年11月時点で、35億kWh

・うち太陽光25億kWh、バイオマス5億kWh、風力4億kWh、中水力1億kWh

・2014年の日本の自然エネルギー発電量12.6%(世界22.8%)

・2014年発電量 天然ガス42.3%、石炭31.5%、石油9.1%、水力8.2%、太陽光2.2%、バイオマス1.5%、風力0.5%、地熱0.2%、原子力0.0%

・日本のバイオマス発電は、これまで廃棄物発電(一般廃棄物・産業廃棄物)が中心

・FIT制度では、未利用材や一般木材など木質系の発電設備は徐々に増加

・それには安定した燃料調達や熱利用の普及が課題

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