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三井物産、鶏・エビで供給網、持続可能な食材に重点

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2024年9月5日
  • 読了時間: 1分

三井物産が動物性たんぱく質の確保に急いでいる。

インドや南米、アフリカなどで鶏肉やエビの現地大手企業へ相次ぎ出資し、生産段階でCO2の排出が比較的少ないたんぱく資源の供給網を構築する。人口増加で拡大する世界の胃袋を満たすことと、持続可能な食材供給の両立に商機があると見込み、成長の活路を見い出す。

26年3月期には、動物性たんぱく質事業の純利益を、23年3月期比較で2倍以上となる300億円超に引き上げる方針だ。


・OECD調査:2033年の鶏肉生産量は現状比1.4%増(牛肉1.1%増、豚肉0.5%増)

・インド調査会社:2032年のエビの生産量は、現状比1.8倍

・鶏肉と養殖エビは飼料効率が高い(GHG排出基準で牛肉の2~5分の1)

・三井物産は鶏肉処理機械で国内シェア8割のプライフーズ(青森)などグループ会社と連携し、低温物流や鮮度維持、加工品開発で知見を取り入れ、輸出に向けた供給力拡大の下地を作る

・ブラジルやタイといった鶏肉輸出大国に伍する安い鶏肉ができると意気込む

・エビ養殖世界最大手企業(エクアドル)を供給網の核にする

 
 
 

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