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世界のブドウ地図激変、国産ワインも「北遷」進む

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2022年10月8日
  • 読了時間: 1分

最大の要因は、気温上昇による生育速度の上昇だ。9-10月の収穫が主流だったシャンパーニュ地方では、1990年以降、平均収穫日が早まっている。その傾向は、猛暑となった2003年を機に一段と顕著となり、8月中の収穫も珍しくなくなった。

・遅霜被害のリスク高まる、21年は遅霜で収穫の3割を失った

・高温、干ばつはブドウの水不足を引き起こし、これまでにない病虫害も出ている

・病気に強い新品種の導入、栽植密度の基準変更

・ボルドーは、ポルトガル原産の品種を認め、南仏ラングドックでもギリシャや南イタリア原産の品種を認定品種に加えた

・風味が劇的に変わらないようブレンドは1割までと定める


一方、寒冷地が注目を浴び始めている。良い例が英国。

・イングランド南部のスパークリングワインがシャンパーニュ地方に匹敵する高評価を得つつある

・日本でもワイン産地の北遷が進む。道南西部の余市、仁木両町10年に20軒近いワイナリーが誕生

・余市町のドメーヌタカヒコ、昨夏は30度以上の日が2週間以上あった

 
 
 

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