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国産豚肉、半世紀ぶり高値、猛暑で受胎率低下

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 7月16日
  • 読了時間: 1分

国産豚肉の高騰が止まらない。東京市場での枝肉相場はおよそ半世紀ぶりとなる高値を2年連続でつけた。温暖化で夏場の猛暑が厳しくなり、母豚の受胎率が下がり、出荷頭数の減少に拍車がかかっている。

・東京市場「上」7月4日に昨年の高値918円/㎏を上回る919円をつけた

・その後も900円台で推移

・豚は体温調整機能を担う汗腺が退化しており、暑さに弱い

・23年以前は高くても800円程度となることが多く、最後に900円を付けたのは1977年

・24年6⁻8月の平均気温は、基準値(1991~2020年の20年平均)より1.76℃高い

・妊娠から出荷まで10か月、足元の出荷不足は昨年8月ごろの受胎率が影響

・大手スーパーは食肉卸から年間契約で仕入れるため価格変動の影響は軽微(?)

・購買力の弱い中堅スーパーは相場連動型の仕入が多い

・26年以降の夏場の相場は24,25年と同程度まで上がるのは必至

・丹沢農場:水の気化熱を利用した細霧装置や大型の送風装置を既にフル稼働

 
 
 

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