熱波と食料高騰が社会不安招く、気温と抗議活動の相関

騒乱の普遍的原因3要素　①気温の上昇　②食品価格の高騰　③財政支出の削減

ロシア「黒海穀物イニシアチブ」離脱、インドが一部のコメ輸出(世界全体の4割)を禁止

スタンド―ドとカリフォルニア大学の共同研究「気温が長期平均を1標準偏差上回ると、混乱の発生頻度は15％上昇する」

今年の6－7月は、世界平均気温1980-2000年を4⁻6標準偏差上回っている

今年はエルニーニョ現象発生

世界のインフレはピークを過ぎたとみられ、穀物価格は昨年の高値を下回る一方で、6月の食料価格は上昇傾向

英国17％増（前年比）、欧州14％増、カナダと日本10％増、ナイジェリア25％、エチオピア35％、エジプト65％増

今期オーストラリア小麦の収量30％減、大麦34％減