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英農家守る穀物法廃止、ブレグジット後の迷走

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2023年1月4日
  • 読了時間: 1分

1846年、穀物の輸入を制限していた「穀物法」を廃止

(1815年に地主や農家の利益を守るため制定、しかし穀物価格の高騰で労働者の不満が募る)

英国が世界に先駆けて自由貿易に舵を切る、自国産業保護と決別

リカードの「比較優位」理論に依拠

「世界の工場」として輸出を増やし、輸入障壁も取り除く

1850-1900の間、英国は独、仏を抑え、世界で飛躍(第二次大戦後は米国に主役移る)


近年は、自由貿易への反発広がる

英中央銀行総裁「貿易拡大の利益は明らかだが、誰も敗者を守ろうとしなかった」

国全体の利益になっても、国内では失業や賃金低下といった損失を被る(リカード想定外)


英国漁師、EUの厳しい規制に不満を募らせブレグジットに期待

ところが離脱後に手続きはもっと煩雑になり、「裏切り」と反発

離脱後3年経過、賛成派の漁師たちまで憤怒する笑えない喜劇

離脱後、貿易開放度は6%下がり57%、対内直接投資76%減

株価時価総額は、仏に追い付かれ、欧州首位の座から陥落間近

ゴールドマンのトレーダー部門はロンドンからミラノに移転

ジョンソン元首相の「いいとこ取り」は今のところ適っていない、心地良い分断はありえないのか



 
 
 

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