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食品値上げ店頭波及9割、物流・原料高で

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2022年4月1日
  • 読了時間: 1分

メーカーが昨秋秋以降に値上げを打ち出したパンや冷凍食品など14品目のうち9割の店頭価格が2月までに上昇した。全国のスーパー役470点の販売データを集める日経POS情報による。前回値上げが相次いだ2019年は6割だった。物流費などの上昇に小麦などの原材料価格の高騰が重なり、メーカーの強気な姿勢が目立つ。


アダムスミスは2種類の価格を定義した。自然価格と市場価格。前者は地域に由来する生産費が基準となる。一方、後者が需要と供給により決定され、両者の乖離があれば、商品の代替効果によって自然価格が市場価格に収斂される。

今回のように食品の9割の価格が上昇した場合、消費者に代替手段はあるのか。食品の多元性、多様性を考慮すれば、代替は可能と考えられる。そのためには相応の時間が必要とされる。そのスピード競争が市場間競争である。スタートの合図が鳴って走り始めるか、それともリスクを承知で合図の前に走り始めるか。国内でも代替肉の量産化が視野に入ってきたという。

 
 
 

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