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食料シーレーン封鎖に懸念、有事の価格高騰必至

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 3月17日
  • 読了時間: 1分

食料自給率が低い日本にとって有事の食料確保は永遠の課題だ。ロシアによるウクライナ侵略の際は小麦や肥料などが高騰し、様々な食材の価格上昇としてお茶の間にも影響が及んだ。東アジアでは食料シーレーンの封鎖が食料安全保障上のリスクになる。

(食料自給率)

カロリーベース38%、肉類53%、食用大豆24%、小麦17%、飼料は27%

(輸入先)

米国が最多で農林水産物の16%、中国は農産物が10%と水産物が17%

台湾有事の際は中国かあの輸入が止まる可能性が高い。

(肥料原料)

尿素がマレーシアと中国、りん酸アンモニウムは中国が主な輸入相手国


食料シーレーンは主に3つ。北米と太平洋で繋ぐ東ルート、豪州方面へ向かう南ルート、インド洋を抜けて欧州・中東方面へ向かう西ルートだ。南ルートと西ルートは台湾有事の影響を受けやすい。台湾海峡やマラッカ海峡といったチョークレーンと呼ばれるシーレーン上の要衝があり、民間船舶などの通過が困難になる恐れがあるからだ。日本に物資を届けるには遠回りを余儀なくされる。物資が届いたとしても価格は上がる。


 
 
 

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