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「太陽光買い取り価格、7年連続下げ」は想定内?

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2016年12月14日
  • 読了時間: 1分

経産省の有識者会議で、2017年度以降の買い取り価格を決めた。太陽光は7年連続の下げで、風力発電も17年にはじめて値下げする。FITが始まった12年度の10キロワット未満の住宅用太陽光は42円/kwh。16年は31円/kwhで、19年度にようやく家庭の電気料金並みの24円とする方針。

一方、16年度の再生エネルギー全体の買い取り費用は2.3兆円。標準家庭の1か月の電気料金への上乗せは675円となり、12年度の約10倍。買い取り期間は20年と長く、負担増は当面続く。

(意味合い)

震災直後に開始されたこともあり、買い取り価格はやや大盤振る舞いであったことは否めない。

一方で、太陽光による発電量は2015年度にはFIT開始前の6.5倍まで膨らみ、一定の成果は認められる。電源構成比では、3.3%と小さいながらも順調に増加している。費用は、一般家庭に負担してもらっている格好だ。これまで、事業用含め電気料金を上回る価格で買い取ってきたが、導入後7年で無理な買い取りも終わる。及第点か。地熱とバイオマスの買い取り価格は据え置き。導入ハードルは相対的に高いようだ。

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