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「バター不足解消のわけ」供給側の反省?

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2017年3月27日
  • 読了時間: 1分

バター不足で、スーパーや町のケーキ店が混乱してから2年あまり。足元では、その混乱も収まっている。その理由に触れる前に、14年の混乱の原因を確認してみたい。

 ・生産量の減少(ピーク96年より15%減)

 ・13年猛暑による妊娠する牛が減少

 ・生乳の仕向けは飲用優先

 ・バターとクリームの生産量逆転(90年バター8割増し→15年4割下回る)

 ・生乳やクリームなど鮮度が重要な商品の国産比率増加を国推奨

 ・14年まではバターの輸入量・時期の公表なし(調達計画化困難)

これらの経緯を踏まえ、バター不足解消のため、国と乳業メーカーがそれぞれ大きく方針転換

(1)輸入量の事前に告知

農水省は輸入量を定期的に決める方式に改め、さらに17年度を通じて十分に足りる量を輸入する計画を公表

(2)賞味期限を延長

5~6ヶ月のものが中心であったが、「凍らないギリギリの温度での保存」を条件に1年近くに延長

(メモ)

・北海道の生乳生産は漸増しているも400万トンで頭打ち

・一方、都道府県は90年500万トンを超えていたものが、15年は約360万トンまで減少

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