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ノルウェーサーモン最高値の4割安に

  • 執筆者の写真: KD
    KD
  • 2024年9月18日
  • 読了時間: 1分

産地からの輸出単価は過去最高だった4月上旬と比べ4割下がり、豊洲市場の卸値や小売価格も同3割安くなった。

世界の需要増加で高騰していたが、日本では高値を敬遠して購買意欲が低下、他産地との競合も激化した。秋以降、供給増が見込まれることも高値を和らげている。

ノルウェーは世界最大のサーモン養殖国だ。同国から日本へ空輸する冷蔵品の9月上旬の輸出単価は1キロあたり約970円、過去最高だった4月から4割下がり、前年同時期より5%安くなった。

サーモンの国際相場は、「春節」と「イースター」、「クリスマス」など需要に合わせて上昇し、夏場は下落する季節性がある。

世界の需要の伸びがノルウェーの生産量の伸びを上廻るペースで増えてきたのが高値の要因。日本では円安の影響もあった。ただ、高値からカナダ産やチリ産に切り替える鮮魚店も目立つ。近年は、トルコやオーストラリアなどでもサーモンの養殖はさかんになった。


 
 
 

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