国産サーモン増産の波、地域別のブランドサーモン100以上

消費量の8割を輸入に頼るサーモン、世界の需要増を受け日本でも養殖がさかんになってきた。

2025年は全国で大幅に増産され、青森県の生産量は前年比3割増、岩手県は6割増えた。都内の鮮魚店では新鮮な国産がマグロの3分の１ほどの価格で並び消費者の支持を集める。ノルウェー産サーモンより10％ほど安い。

・天然のサケは焼き魚などとして加熱が必要だが養殖サーモンは生で食べられる

・北海道から九州まで100以上のブランドサーモンがある

・現在、国内の養殖場は約150ヶ所、最大手は青森県の「日本サーモンファーム」

・直近の激戦区は岩手県、「久慈育ち琥珀サーモン」、ニッスイ系の「岩手大槌サーモン」など

・外資や大手企業の投資も活発

・ノルウェーの大手養殖会社プロキシマーシーフードは富士山麓の陸上施設で養殖