「再生二期作」拡大の兆し、中国が研究先行

コメ不足と温暖化を背景として二期作が拡大している。特に、生産効率の高い再生二期作の実施面積は25人年には前年比で倍増するとの調査もある。減反政策により二期作も下火となったが、足元の価格高騰もあり農家の増産意欲は向上している。

・沖縄では1回目の収穫期を迎え、今年2回目の田植えの準備が拡がる

・1960年代後半のピーク時は1400万トンを生産、24年はほぼ半分

・農業食品・産業技術総合研究機構は「再生二期作」を研究、25年は60ha以上の水田で実施を見込む

・再生二期作、かつては九州南部に限られていたが、温暖化もあり今は関東以西で可能

・千葉県柏市では8月中に流通できる「ふさこがね」で実施

・JA北つくば管内でも活発、収穫量や品質面での技術研究は課題

・中国が研究先行、東南アジアではごく一般的