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ロシア産肥料の供給止めるな、新興国救う対応を
- KD
- 2022年12月19日
- 読了時間: 1分
ウクライナ侵攻を巡るロシアへの経済制裁は、世界の食料安保に大きな犠牲をもたらしている。
・財政難のスリランカ、パキスタンは食料の供給不足の影響を最も受けている
・インドネシアやバングラデシュ、ミャンマーも、ロシアやウクライナの穀物や肥料に大きく依存(最大4割)
・カザフスタンやインドなど食料生産国が輸出を制限することで供給不足が深刻化
ロシアは肥料の主要輸出国
・世界のアンモニア生産の23%
・炭酸カリウム21%、尿素14%、リン酸塩10%
化学肥料の3大要素のうちリンとカリウムは偏在する地下資源に頼る。カリウム鉱石の世界生産はロシアとその友好国ベラルーシが軽4割弱を占めている。割安なロシア、ウクライナ産小麦は中東やアフリカ、アジア向けの輸出が多かった。
危機のしわ寄せは弱者にいく。
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