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支出増の痛み、秋に実感
- KD
- 2022年6月27日
- 読了時間: 2分
国分グループ調べ、約1000店のPOSデータによると
・直近1年間で約65%の商品分類で値上げを確認
・6月は麺類、7月以降は食用油、ホットケーキミックス、カレールウ、秋には飲料と酒類が控える
・5月の実売価格の前年同月比では、ハードチーズ37%%、プレミアム食用油33%、食パン6%上昇
・一方で、コメは8%の下落
・値上げには地域差あり(北海道のマヨネーズは25%上昇、首都圏は店舗間競争あり8%上昇に留まる)
・キャッシュレスで値上げの実感緩和、ビール類5~15%値上げされる秋口から実感強まるか
・ステルス値上げ(容量を減らして価格を維持)は長期的にみて成功難しい???
・そもそも安すぎたか、安くしようと頑張り過ぎたか?
物価高が急速に進んでいる。長く続いた0%時代が不思議なくらいだ。
著者の指摘するように「企業間で我慢比べ」をしていたのかおしれない。
「低価格」を絶対的な価値観として。
その間、生鮮品については言えば。多段階流通の市場メカニズムによって日々価格変動は繰り返してきた。
生産者がそのツケを払っていたものの、この点については社会も黙認?してきた。
代表的な消費者物価指数は、生鮮品とエネルギー価格は除かれて算出される。
価格調整メカニズムとは。アダムスミスは重商主義批判として、自由放主義を説いた。
生活の必需品と便益品を、社会全体にいきわたらせるためである。
よい物価上昇か、悪い物価上昇か、という議論があるが、上の観点で言えば、後者である。
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